わが国の正史派の研究についてのQ&A

 

歴史的修正主義研究会編

 

T

(「日本版<アウシュヴィッツの嘘>――ナチ『ガス室』はなかったか?」)

 

Q001:わが国の正史派の研究者石田勇治氏は、ポーランドはもちろんのこと、ドイツ本国にもガス室が実在し、殺人目的に使用されていたと考えているようですが、歴史的修正主義者はこの問題をどのように考えていますか?  回答

 

Q002:わが国の正史派の研究者石田勇治氏は、プレサックの研究に依拠して、アウシュヴィッツ中央収容所の焼却棟Tの死体安置室には換気装置が備えられており、だからこそ、その場所がガス室として選択されたと考えており、また、ビルケナウの焼却棟の死体安置室に換気装置が取り付けられていることをガス室の実在の証拠として重視しているようですが、歴史的修正主義者はこの問題をどのように考えていますか?  回答

 

Q003:わが国の正史派の研究者石田勇治氏は、ニュルンベルク裁判でのハンス・ラマース証言を、ユダヤ人問題の最終解決がユダヤ人の絶滅であることの証拠と考えているようですが、歴史的修正主義者はこの点をどのように考えていますか? 回答

 

Q004:わが国の正史派の研究者石田勇治氏は、1942年5月16日付のいわゆる「ベッカー書簡」を、「ガス処刑」、「ガス車」=「ガス・トラック」の実在の証拠とみなしているようですが、歴史的修正主義者はこの点をどのように考えていますか?  回答

 

Q005:わが国の正史派の研究者石田勇治氏は、ドイツ側資料に登場する「移住」や「再定住」なる用語を「絶滅」と解釈する「コード言語説」、「婉曲語法説」を採用しているようですが、歴史的修正主義者はこの問題をどのように考えていますか?  回答

 

 

U

(『独ソ戦とホロコースト』、『ホロコーストの力学』)

 

Q006:わが国の正史派の研究者永岑三千輝氏は、その研究書の中で、アウシュヴィッツでの最初のガス処刑について、いささか異同のある記述をしているようですが、歴史的修正主義者はこの点をどのように考えていますか?  回答

 

Q007:わが国の正史派の研究者永岑三千輝氏は、近年、二冊の大部なホロコースト研究書を上梓しています。しかし、その著作の中では、アウシュヴィッツ・ビルケナウ収容所および「殺人ガス室」についての具体的記述は、きわめて少ないように見えるのですが、歴史的修正主義者はこの点、およびその記述内容についてどのように考えていますか?  回答

 

Q008:わが国の正史派の研究者永岑三千輝氏は、最近刊行されたホロコースト研究書の中で、歴史的修正主義者(氏の表現では「ホロコースト否定派」)を政治的・倫理的・情緒的な表現を使って非難しているようですが、歴史的修正主義者はこの点についてどのように考えていますか?  回答

 

Q009:わが国の正史派の研究者永岑三千輝氏は、最近刊行されたホロコースト研究書の中で、「否定論の似非科学的手法」の一例として「ロイヒター報告」をあげていますが、歴史的修正主義者はこの点についてどのように考えていますか?  回答

 

Q010:わが国の正史派の研究者永岑三千輝氏は、最近刊行されたホロコースト研究書の中で、「否定論の似非科学的手法」の一例として「ルドルフ報告」をあげていますが、歴史的修正主義者はこの点についてどのように考えていますか?  回答

 

Q011:わが国の正史派の研究者永岑三千輝氏は、最近刊行されたホロコースト研究書の中で、東部占領地域における特別行動部隊などの行動=「虐殺行為」に多くの頁を割いています。しかし、その記述は、たんなる「目撃証言」や「自白」を歴史的事実として扱っているかのようにみえるのですが、歴史的修正主義者はこの点についてどのように考えていますか? 回答

 

Q012:わが国の正史派の研究者永岑三千輝氏は、最近刊行されたホロコースト研究書の中で、殺人目的のガス車=ガス・トラック=ガス自動車があたかも実在したかのように記述をしていますが、歴史的修正主義者はこの点についてどのように考えていますか?  回答

 

Q013:わが国の正史派の研究者永岑三千輝氏は、最近刊行されたホロコースト研究書の中で、トレブリンカ、ベウゼッツ(ベウジェッツ、ベルゼク)、ソビボル(ソビボール、ソビブル)の収容所を、殺戮だけを目的とした絶滅収容所であったかのように記述していますが、歴史的修正主義者はこの点についてどのように考えていますか?  回答

 

 

V

(「歴史修正主義者へのレクイエム」)

 

Q014:わが国の正史派の研究者金子マーチン氏は、「歴史修正主義者へのレクイエム」という論稿の中で、歴史的修正主義者を「デマゴーグ」などの表現を使って「攻撃」していますが、歴史的修正主義者はこの論稿についてどのように考えていますか?  回答

 

 

W

(「補論 アウシュヴィッツ=ビルケナウ絶滅収容所の史料から」)

 

Q015:わが国の正史派の研究者石田勇治氏は、「補論 アウシュヴィッツ=ビルケナウ絶滅収容所の史料から」という論稿の中で、数点の史料をアウシュヴィッツ・ビルケナウ収容所に「殺人ガス室」が実在した証拠であるかのようにみなしていますが、歴史的修正主義者はこの点についてどのように考えていますか?  回答