さらなる骨粉砕装置と虐殺妄想
[ニュルンベルク裁判の妄想]
Trial of the Major War Criminals Before the International Military
Tribunal. Volume VII.
(ニュルンベルク裁判記録).
(10)ヤノフ収容所では、処刑は、シュトリク教授が指揮し、ムンドがバンドマスターを務める囚人オーケストラの演じる「死のタンゴ」の旋律にあわせて行なわれた。このスナップ写真の中の2点に注目していただきたい。右側には、白い制服を着た収容所長ゲバウアーSS大尉と、そのうしろに彼の犬レックスが写っている。この犬は、多くの尋問の最中に、生きている人間に襲いかかって、ばらばらに噛み切る訓練を受けていた。明らかに、ゲバウアーは、オーケストラを処刑場に誘導している。
(11)これは、ドイツ人ファシストたちが、一時的に占領したソ連領内で、恐怖の体制を確立するために利用した絞首台の一つである。この写真はヤノフのゲシュタポのファイルの中で発見された。仕分け担当の女性が絞首台の下で笑っているのが写っている。
(12)リヴォフの同じ市場広場に設置された二番目の絞首台。これもゲシュタポのファイルから発見された。
(13)ソ連市民の死体で飾られた通りを撮影したスナップ写真を見ていただきたい。この通りはリヴォフ市内の通りである。外務省の記録によると、同じような絞首刑がハリコフでも行なわれたことを思い起こしていただきたい。
(14)リヴォフの同じ通り。写真はリヴォフのゲシュタポのファイルから。
(15)処刑方法は絞首台だけではなかった。ギロチンも広く使われた。この写真には、ダンツィヒ刑務所でギロチンにかけられた犠牲者の首が写っている。この写真は、処刑が犠牲者の死体が運び込まれたダンツィヒの解剖学研究所で発見された。
(16)拷問が加えられたことを示す写真すべてをお見せすることはできない。いくつかの典型的な事例だけをお見せする。この写真は死んだゲシュタポ兵士からのものである。若い女性が鞭打たれている。彼女が次に何をされたのか、すぐにわかる。
(17)この少女が、髪の毛を吊るされているのか、首を絞められているのかまったく明らかではない。彼女の手が痙攣しているような様子を見ると、首に縄がかけられたばかりの瞬間であろう。彼女の首に縄をかけている悪党の野蛮な顔をご覧いただきたい。
(18)死んだゲシュタポ兵士からのスナップ写真である。ドイツ人ファシストたちがロシア女性を嘲笑・愚弄するやり方に注意していただきたい。これらのウクライナ人女性たちは、ドイツの野獣の前で、裸で走ることを強制されている。
(19)この写真を見るとその後の事態が理解できる。人骨粉砕装置が写っている。その装置の隣には、餌となる捕虜が立っている。それは、一時に、200人の骨を砕くことができる。委員会に対して立証されたように、この装置は200㎥の骨灰をコンスタントに生産できる。
以上である。写真は展示証拠USSR-100、101、102、212、385、388、389、390、391。[これらの写真はその後消えてしまっている。そして、骨粉砕装置、ギロチンなどの話も消え去っている。魔法のガス室の話だけが残っている。]