3)チクロンBの投下穴・投下筒の写っていない「地下ガス室」(クノップ著『ホロコースト全証言』)

 

 

キャプション:第2焼却場の屋根葺き工事。194243年冬。手前右側には、一部露出した地下ガス室の壁が見える

出典:グイド・クノップ著『ホロコースト全証言』、原書房、2004年、236頁。

 

<コメント>

@  ホロコースト正史によると、焼却棟UとVの死体安置室1(いわゆる「殺人ガス室」)には、70cm×70cm、高さ1mほどの7つのチクロンB投下穴・投下筒が開けられており、そこから、チクロンBの丸薬が投下されてという。

A  しかし、この写真(正確には、1943120日から22日の間にSS隊員が撮影した写真)には、このチクロンB投下穴・投下筒はまったく写っていません。

B  とすると、キャプションのいう「地下のガス室」に、どのようにしてチクロンBを投下したのでしょうか。

C  きわめて不可解です。

 

補足

この問題について、詳しくは、ホロコースト再審法廷:焼却棟UとVのチクロンB投下穴、投下筒、針金網柱問題を参照してください。

 

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