検死報告の事例
Trial of the Major War Criminals
Before the International Military Tribunal. Volume VII. Nuremberg: IMT, 1947.
pp. 199
(ニュルンベルク裁判記録)
バーベル:どうして、このような虐待を目撃する機会があったのですか?
ブラハ:射殺された人々、撲殺された人々の検死報告を数多く担当し、死因を公式に報告したからです。
バーベル:射殺されたと証言しましたが、ご自分でその事件を目撃したのですか?
ブラハ:いいえ。
バーベル:では、どうして射殺されたとわかったのですか?
ブラハ:死体が作業場から私のもとに運ばれてきました。死因の確定が私の職務でした。撲殺されたのか、頭蓋骨や肋骨が砕かれているか,内出血で死亡したのか、射殺されたのか。私は死因の公式報告書を作成しなくてはなりませんでした。