(6)2004年になってもまだ掲載されているダッハウの「ガス室」写真(クノップ著『ホロコースト全証言』)
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キャプション:技術の最先端。1943年以降、ダッハウでも新たに建設されたより大きな焼却場のなかにガス室があった。ただし、使用された痕跡はない。 |
出典:グイド・クノップ著『ホロコースト全証言』、原書房、2004年、423頁。 |
<コメント>
@ この写真は、1945年4月に撮影され、この当時は、ダッハウの「殺人ガス室」を撮影したものとして、多くの死体の山の写真とともに、全世界に衝撃を与えたものです。
A しかし、今日では、ホロコースト正史派の研究者であっても、この写真がダッハウの「殺人ガス室」のドアを撮影した写真であるとは考えていないはずです。
B このドアは、たんに、害虫駆除剤を使用した害虫駆除室のドアなのです。
C なぜなら、ホロコースト正史によると「シャワー室」に偽装されていたはずのダッハウの「殺人ガス室」のドアに、髑髏マークや「注意!ガス!致命的に危険!開けるな!」という警告文が付けられているはずがないからです。
D このような写真が、2004年になっても、なぜ掲載されているのか、きわめて不可解です。