収容所から解放される子供たちが「ガス室に向かう」子供たちへ
――ホロコースト図版の詐術(1)――
歴史的修正主義研究会編・試訳
最終修正日:2006年6月08日
ロシア語のサイト(Всесожжение(ホロコースト))に掲載されている写真とそのキャプションの一部
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「ガス室に向かう」 (ロシア語のキャプションと解説) 焼却棟の入り口のところにいる、労働不適格な女性と子供。彼らは1時間以上生きることはなかったにちがいない。… 犠牲者には、入浴しに行くのだと伝えられていた。タオルや石鹸が渡されることもあった。 子供たちは、これが最後の道であるとは知らないで、5列で歩いている。 |
<読者の疑問>
二人の女性が子供たちを「ガス室に」連れて行くというアウシュヴィッツの写真について、私は困惑しています。
これまで語られてきたように、鉄条網のフェンスに流されている電流が、それに触れた大人を殺してしまうほど強力であるとすれば、この道を歩いている子供たちは、なぜ、ポケットに手を入れたままで、鉄条網のフェンスのことをまったく気にかけないで、ガス室に安全にたどり着けると思っていたのでしょうか?
<アーヴィングの回答とコメント>
ご質問、ごもっともです。写真が撮影された時期が違うのです。お手紙から刺激を受けてこの写真のことを調べてみましたが、明らかに十分な栄養を与えられている、これらの子供たちは、写真のキャプションが述べているように「ガス室に向かって」いるのではないのです。
彼らは「解放」されているのです。これらの子供たちは年長の囚人に導かれており、縞模様の囚人服をすでに身に付けている子供もいます。ですから、列車から降りてきたのではありません[すなわち、収容所に到着して、ガス室送りの選別を受けたわけではない――歴史的修正主義研究会の補足]。看護婦のような女性が抱いているのはまったくの幼児ですので、彼らは、収容所で生まれたと考えられます。
この哀れな隊列は、うまく配置されたカメラに向かって、鉄条網のあいだを進んでいっていますが、そのとき、電流は切られていたのでしょうか?
この写真に写っている光景は、「ブッヘンヴァルトから解放される子供たち」の写真の光景とよく似ています。
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ブッヘンヴァルトから解放される子供たち |
流布されている歴史上の伝説に関する証拠の根拠が、ときにはまったく薄弱であることを良く示しています。
online:http://www.fpp.co.uk/Legal/Penguin/rebuttal/Olere_David/Aubrey_letter.html
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[オリジナルキャプション] 幼稚園児が慰問に訪れました。12月11日午後、喜多山幼稚園児15名が警察署を訪問、交通安全手品や連れ去り防止の紙芝居を見てもらいました。 |
[当研究会による捏造キャプション] 一見やさしそうな女性看守と男性看守に率いられた子供たちの列。殺人ガス室に送られる直前の光景。 |