永岑教授の「ホロコーストHP」の笑点
歴史的修正主義研究会
最終修正日:2006年3月18日
<永岑教授のホームページから>
http://eba-www.yokohama-cu.ac.jp/~kogiseminagamine/20050204AuschwitzBirkenau.htm
<笑点1:意味不明なロゴと問いかけ>
<永岑教授のホームページから>
<コメント>
@
何を問いかけているのでしょう?
A
この問いかけの答えはまったく記されていません。
<笑点2:「進歩文化人」=「朝日新聞的知識人」の資質>
<永岑教授のホームページから>
<コメント>
@
何も申し上げることはありません。冷ややかな微笑をおくりながら、聞き流すだけです。
<笑点3:アーヴィングを「大物の否定論者」とする「無知」>
<永岑教授のホームページから>
<コメント>
@
アーヴィングはホロコーストの専門家ではありませんし、そのことは彼自身も認めています。
A
ですから、アーヴィングの著作や見解を、ホロコースト修正主義として、集中的に紹介している人々(永岑教授の用語では「エピゴーネン」)の研究書・論文・サイトなど存在していないはずです。
B
別のところでも指摘させていただきましたが(わが国の正史派の研究についてのQ&A質問09、質問10)、永岑教授自身は歴史的修正主義者の研究に通暁しておられず、歴史的修正主義者を批判するにあたっては、彼らの諸説を批判したとするホロコースト正史派の研究を紹介しているだけのように思われます。その意味で、失礼をお許しいただければ、「エピゴーネン」という用語は先生にこそふさわしいと思われます。
<笑点4:「殺人ガス室」論争を回避しようとする姿勢>
<永岑教授のホームページから>
<コメント>
@
ホロコースト正史派が、とりわけ「殺人ガス室」の技術的・化学的・法医学的諸問題をめぐる論争で、量的にも質的にも、もはや修正主義者の精緻な研究に太刀打ちできないことは、プレサック以降の研究史とその水準を見れば、一目瞭然です。
A
このために、正史派の研究者の大半はこの論争から遁走しようとしていますが、永岑教授も、その例にもれません。
B
もっとも、すでに指摘させていただきましたように(永岑教授の「ガス室」の笑点(その1)、永岑教授の「ガス室」の笑点(その2)、永岑教授の「ガス室」の笑点(その3))、遁走される方が賢明かもしれません。
<笑点5:内容空虚な表現>
<永岑教授のホームページから>
<コメント>
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「対立を乗り越え」、「弁証法」云々:もう40年ほど前、学生活動家たちがよく使っていました。
A
「死闘のダイナミズム」、「スタンスに内在的に立ち」:これも、失礼をお許しいただければ、実証主義的歴史学の叙述には無縁のこけおどかしのような表現です。