この人たちは、なぜかくも盗人猛々しいのか?

――彼らはどのように言い逃れているか――

 

歴史的修正主義研究会

最終修正日2007年3月7日

 

値上げは ぜんぜん考えぬ

年内 値上げは考えぬ 当分 値上げはありえない 極力 値上げはおさえたい 今のところ 値上げはみおくりたい すぐに 値上げを認めない 値上げがあるとしても今ではない なるべく値上げはさけたい 値上げせざるを得ないという声もあるが値上げするかどうかは検討中である 値上げもさけられないかもしれないがまだまだ時期が早すぎる 値上げの時期は考えたい値上げを認めたわけではない すぐに値上げはしたくない 値上げには消極的であるが年内 値上げもやむを得ぬ近く 値上げもやむを得ぬ 値上げもやむを得ぬ

値上げにふみきろう (高田渡/値上げ)

 

<その1:ヒトラーと「ユダヤ人絶滅命令」>

600万人にもおよぶというユダヤ人の物理的絶滅がどのように計画・実行されたのかとの質問に]

ヒトラーがヨーロッパ・ユダヤ人の「物理的絶滅」を命令し、それを実行させたのだ、[と胸を張る。]

 

[そのような文書命令がなかなか発見されないと]

その犯罪的内容のために、第三帝国はこの命令書を隠匿、もしくは破棄したにちがいない。

 

[そのような文書命令が実在したという証拠すら明らかにできないと]

ひょっとしたら、もともと文書命令は存在しておらず、ヒトラーは口頭で命令したのかもしれない。その犯罪的内容のために、文書資料として記録しておくことなどありえないからだ。

 

[絶滅命令が文書でも口頭でもなされたという証拠すら明らかにできないと]

ひょっとしたら、ヒトラーは、文書でも口頭でも、ユダヤ人の物理的絶滅を命令・指示しなかったのかもしれない。

 

[では、ヒトラーの具体的命令・指示なしでユダヤ人の物理的絶滅が実行されたのかとの質問に]

第三帝国の官僚や軍人は、反ユダヤ主義的なヒトラーの意を汲んで、ユダヤ人の物理的絶滅を実行したのだ。

ひょっとしたら、ヒトラーは、そのような部下たちの自発的な振る舞いに「うなづいた」だけだったかもしれない。

 

[では、ユダヤ人を物理的に絶滅するという意図がどのように伝達されたのかとの質問に]

第三帝国の官僚や軍人は、お互いの精神や意図を「読み取る」能力、すなわち、テレパシー能力を持っていたからだ。

 

[そんなことで、600万人にもおよぶというユダヤ人の物理的絶滅が実行できたのかとの質問に]

それこそが、ホロコーストという人類史上前代未聞の事件の特異性なのだ、[と胸を張る。]

 

 

<その2:ホロコーストとは>

[ホロコーストとは何かとの質問に]

ホロコーストとは、第三帝国が、そのユダヤ人絶滅政策にもとづいて、ユダヤ人を強制収容所に移送し、おもに「殺人ガス室」、「殺人ガス車」などの大量殺戮兵器を用いて600万人にもおよぶユダヤ人を殺戮したことだ、[と胸を張る]

 

[その実例はとの質問に]

イギリス軍が解放したベルゼン収容所の大量死体、アメリカ軍が解放したダッハウ収容所の大量死体がその証拠だ。

 

[それらの大量死体が餓えや疫病の犠牲者であることが明らかになると]

ユダヤ人の物理的絶滅は、アウシュヴィッツやトレブリンカなど、東部地区にあった「絶滅収容所」で行なわれたのだ。そのおもな凶器はチクロンBを使った「殺人ガス室」、ディーゼル・エンジンの排気ガスを使った一酸化炭素「殺人ガス室」、および「殺人ガス車」だ。

 

[ガス処刑の犠牲者の死体は発見されていないのではないかとの質問に]

第三帝国は、犠牲者の死体すべてを焼却したので、発見することができないのだ。

 

[焼却しても灰や歯、骨の断片は残るのではないかとの質問に]

収容所の近くの川に流したり、畑の肥料にしてしまったのだ。

 

[修正主義者の研究によって殺人ガス室とガス処刑のリアリティが失われてくると]

ひょっとしたら、「殺人ガス室」や「殺人ガス車」による犠牲者の数はそんなに多くなかったのかもしれない。ユダヤ人犠牲者の大半は、特別行動部隊や警察などの治安部隊によって殺されたのかもしれない。

 

[ホロコーストとは何かとの再度の質問に]

ホロコーストとは、おもに東部戦線とその後方地帯における、SS、警察、国防軍の治安・保安部隊によるユダヤ人の無差別殺戮・処刑[おもに銃殺]のことである。「殺人ガス室」、「殺人ガス車」の有無はホロコーストとは関係ない、[と胸を張る。]

 

 

<その3:ダッハウの「殺人ガス室」>

[ミュンヘン郊外のダッハウ収容所に殺人ガス室が実在したのかとの質問に]

収容所の焼却棟の中にシャワー室に偽装された殺人ガス室は実在した。ニュルンベルク裁判で、その様子を写したフィルムも上映されているし、合衆国の調査団の報告書もある、[と胸を張る。]

 

[実際にガス処刑が行なわれたのかとの質問に]

実際に、ガス処刑が行なわれた。ガス処刑を目撃した証人もニュルンベルク裁判で証言している。

 

[ダッハウ収容所は西ドイツにあり、客観的な調査が可能となると]

ひょっとしたら、ここでは、ユダヤ人のガス処刑は行なわれなかったのかもしれない。

 

[では、殺人ガス室は存在しなかったのかとの質問に]

実在していたが、それは実際には、使用されなかった、ダッハウ収容所の案内にもそう記してある、[と胸を張る。]

 

 

<その4:アウシュヴィッツTの「殺人ガス室」>

 

アウシュヴィッツT(中央収容所)の焼却棟では殺人ガス処刑が行なわれ、その殺人ガス室は見学者にも公開されている、[と胸を張る。]

 

[戦後作り直されたものではないのかとの質問に]

確かに、戦後手が加えられているが、図面や証言などにもとづいて、「殺人ガス室」として正確に復元したものである。

 

[入り口、屋根の穴、部屋割りなどが図面や当時の写真と異なっているとの質問に]

絶滅施設としてのアウシュヴィッツ収容所の意味を見学者に理解させる目的で、ひょっとしたら、少々手が加えられているかもしれない。

 

[その事実を見学者に伝えるべきではないかとの質問に]

問題は込み入っているので、事実を見学者に明らかにすればよいというものでもない。

 

[アウシュヴィッツの焼却棟Tの「殺人ガス室」は捏造ではないかとの質問に]

建物が正確に復元されているかどうかは別として、ここでガス処刑が行なわれた事実にはかわりがない、[と胸を張る。]

 

 

 

<以下続く>

 

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